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急速ろ過装置
急速ろ過装置本装置はすでに豊富な納入実績を有し、
産業の発展・生活の向上に貢献しております。

除鉄・除マンガンろ過装置 SRG型

除鉄・除マンガンろ過装置SRG型除鉄原理は、井水中の水酸化第一鉄を塩素で酸化させ、不溶性の水酸化第二鉄として、ろ過材で除去します。また、除マンガンについては除鉄と同様塩素を用いながら、ろ過材の接触酸化により除去します。塩素を使用することにより、除鉄・除マンガンに有用で有るだけでなく、大腸菌、一般細菌、有機物の分解などに有効であり、ろ過層を清潔に保つ事ができます。

除濁ろ過装置 SRD型

除鉄や除マンガンが不要で、工業用水等の濁りなどを取り除く場合は除濁用のろ過材で処理を行います。

活性炭ろ過装置 SRC型

飲料用水の脱臭、塩素剤、有機物、CODを除去する場合は活性炭ろ過材で吸着処理を行います。

ろ過材の種類

三進のろ過材の種類には、フェロミットMZ、M、S、Cがあり水質等や設置状況に合わせ最適なろ過材を選択し使用します。

三進ろ過装置の特長

1.現地の運転状況に合わせ最適な自動制御を行います。
2.故障が少なく安定した処理水を提供します。
3.定期点検を行う事で、装置を長期間使用でき水道水使用時と比較して削減効果が大きくなります。
 *安定した処理を行う為に薬品の注入状況、残量の確認など毎日の点検を行うようにして下さい。

原水水質が標記以下の場合

フロー図

原水水質が悪い場合

フロー図

標準機種の運転条件

SRC型 活性炭ろ過装置
SRC型 活性炭ろ過装置 (操作弁:手動五方弁方式)
井水等のろ過処理の場合、原水の水質が確認できないと装置の選定ができませんので水質分析を行って装置選定を行う事を基本といたします。
(多くの経験と実績がありますので、原水の水質分析表などをご呈示いただきご相談ください。)

※参考までに標準的なフローシートで処理可能な原水水質を下表にまとめましたのでご参照ください。
SRG型 急速ろ過装置
SRG型 急速ろ過装置       (操作弁:自動多弁方式)
項目 原水水質 目標水質
(水道水基準)
pH 6.5~7.5 5.8~8.6
色度 5度以下 5度以下
濁度 5度以下 2度以下
鉄濃度 5mg/L以下 0.3mg/L以下
マンガン濃度 0.3mg/L以下 0.05mg/L以下
 
※注意:飲料水として使用する場合などは、特に次の点に留意が必要です。
  • フミン性色度は含まないものとする。
  • 鉄マンガン以外の項目は、飲料水基準値以内とする。
  • 塩素処理によりトリハロメタンを、飲料水基準値以上生成しないものとする。
自動砂式 急速ろ過装置
◎標準仕様
 ろ過方式 :自動手動砂式 急速ろ過装置
 ろ過装置 :本体材質 SS400 SUS304 FRP各種
 操作弁 :電動弁(エアー弁、手動弁方式)
 流量計 :ろ過処理水側

機種選定表

機種
(全自動砂式)
配管径
A
標準処理能力
m3/h
処理能力範囲
m3/h
ろ過塔本体
内径Φ(mm)
x胴長L(mm)
逆洗水量
m3/min
逆洗ポンプ
Kw
運転重量
Kg
設置スペース
幅x奥行x天井高(mm)
SRG-500-HM
25/40
2
1~3
500 X 1800
0.10
0.4
920
3400x3000x3100
SRG-600-HM
32/40
3
1.5~4
600 X 1800
0.14
0.75
1200
SRG-800-HM
40/50
5
2.5~8
800 X 1800
0.25
1.5
2100
SRG-900-HM
40/50
6
3~9
900 X 1800
0.32
2.2
2600
SRG-1000-HM
50/65
8
4~12
1000 X 1800
0.39
2.2
3100
SRG-1100-HM
50/65
​10
5~15
1100 X 1800
0.47
2.2
4000
3800x3000x3100
SRG-1200-HM
50/80
12
6~18
1200 X 1800
0.57
3.7
4700
SRG-1400-HM
65/80
15
8~24
1400 X 1800
0.77
3.7
6300
4600x3500x4000
SRG-1600-HM
80/100
20
10~30
1600 X 1800
1.00
5.5
8100
SRG-1800-HM
80/125
28
14~42
1800 X 1800
1.27
7.5
11100
SRG-2000-HM
100/125
​31
16~48
2000 X 1800
1.57
7.5
14200
※表の型式は除鉄・除マンガン型にて記載(型式の説明SRG型:除鉄・除マンガン、SRD型:除濁、SRC型:活性炭ろ過)
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